エロフィンチューブ

エロフィンチューブとは

パイプの外側に帯型状のフィン(ひれ)をらせん状に巻き付けたものです。らせん状にフィンを巻き付けることによって、伝熱面積を広げる事ができます。エロフィンの幅、ピッチによっては伝熱面積を10倍にも広げる事ができます。
パイプ内に熱源(冷水・温水、蒸気)を流すとフィンにも熱が伝わり、効率的に温度を伝える事ができます。
パイプにお湯を流せば暖房に、冷たい水を流せば周囲の温度を下げることができます。

エロフィンチューブは、温度ムラになりにくく、スイッチを切った後も温度が変わりにくいので霧の発生が少ないといわれています。必要温度の高い植物の栽培で使われる事が多いです。

パイプ径(外径) 65A
76.3mm
50A
60.5mm
40A
48.6mm
フィン高 25mm・32mm(後メッキ)、25mm・30mm(先メッキ)
ピッチ 9mm
種類 SGP管、STK管(厚み2.3㎜)、STK管76.3㎜(厚み2.8㎜使用)
パイプ全長 SGP管・STK管76.3㎜=4m以下、STK管(60.5㎜・48.6㎜)5.5m以下

参考重量表

※上記以外でご希望がございましたら、ご相談ください。
※記載の仕様は製品改良のため、予告なく変更することがあります。
※輸送でフィンが取れてしまったり曲がってしまったりのトラブルがある為、高知県(四国)以外でのご注文の場合は、
後メッキ(パイプにフィンを巻いてからドブメッキに出す)で作製させていただいております。
※受注生産品となりますので、注文より3ヶ月後の納品となります。

エロフィンチューブ後メッキのメッキ前写真
エロフィンチューブ後メッキの仕上がり
後メッキ品(加工後メッキ前)
後メッキ品(メッキ完成)
後メッキとは・・・メッキされていない黒のパイプと黒のフィンを加工してから、メッキをします。(パイプの内側、溶接されたところ、
フィンとパイプの接点等すべてメッキされます。)

伝熱面積の比較

SGP50A(Φ60.5mm)・・・伝熱面積 約019m²/m
フィンチューブ50A(Φ60.5mm×フィン高30mm×ピッチ10)・・・伝熱面積 約1.9m²/m

放熱量

フィンチューブ(65A×フィン⾼25mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は573Kcal/hm
フィンチューブ(50A×フィン⾼25mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は480Kcal/hm
フィンチューブ(40A×フィン⾼25mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は410Kcal/hm

フィンチューブ(65A×フィン⾼30mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は704Kcal/hm
フィンチューブ(50A×フィン⾼30mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は595Kcal/hm
フィンチューブ(40A×フィン⾼30mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は513Kcal/hm

フィンチューブ(65A×フィン⾼32mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は759Kcal/hm
フィンチューブ(50A×フィン⾼32mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は644Kcal/hm
フィンチューブ(40A×フィン⾼32mm×ピッチ9mm)の場合放熱量は558Kcal/hm

【計算条件=平均温水温度 75℃ 入口空気温度=15℃ 管内温水流速=0.305m/s】
注意:温水温度・空気温度・温水流速により、放熱量は変わります。

エロフィン使用例

園芸用ハウス内のエロフィンチューブ配管
園芸用ハウス内のエロフィンチューブ配管

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